本間棗軒(玄調)は、幕末期に水戸藩医として活躍した医学者。晩年の原南陽に師事、華岡青洲、シーボルトにも学び、漢方のみならず蘭学(西洋医学)を取り入れた、漢蘭折衷派として外科手術も多く手がけた玄調(棗軒は号)が晩年に著した原著を、浅田流漢方を継承し、大塚敬節先生、矢数道明先生と共に昭和漢方の復興と発展に尽力された木村長久先生が詳細な校注を加えて、昭和10年に発刊された名著。多くの図版と索引も含めて完全復刻した。